セミオープンベッドシステム

セミオープンベッドシステムのご案内

セミオープンベッドシステムとは、地域医療連携の1つのスタイルとして確立されているオープンベッド(開放型病床、厚生労働省では共同利用型病床ともいう)制度の一つです。診療所の医師と地域医療連携支援病院(総合病院などの基幹病院)が共同して治療を行うことができる病床のことで、病院が変わっても患者さんの情報を共有でき、切れ目のない治療を患者さんに提供し、医療の向上を図るメリットがあります。

当院では婦人科の手術が必要となった患者さんについて、地域医療連携支援病院へ紹介させて頂いた場合、当院長が入院中の副主治医になり(各医療連携支援病院の担当医師が主治医となります)、手術に立ち会い、退院までの間、主治医と共同で診療させて頂くことができます。退院後は通院しやすい当院へ再度ご紹介頂き、術後の早い段階から当院での術後の診察(経過観察)も可能です。

疾患や病状の経過によって治療の方針はそれぞれ異なるため、診察時期や手術時の立会いは内容が異なる場合があります。また術後経過によっては引き続き地域医療連携支援病院での精査加療が必要となる場合もあります。

またセミオープンベッドを利用して入院された場合、再診料が加算され、患者さんの入院費用のご負担(例えば3割負担の場合、一回あたり1,050円)が増えることになります。

患者さんの中にはこれから手術を受けることに不安を感じていらっしゃる方もみえると思います。これまで当院長は腹腔鏡技術認定医、ロボット支援下手術術者として様々な経験を積んで参りました。女性の一生を健やかにに過ごしてもらうためには手術が必要なこともあります。手術を経験される患者さんに寄り添い、より安心して治療を受けて頂きたく、当院長はセミオープンベッドシステムの登録医となっています。

ご希望・ご質問などありましたら遠慮なくお問い合わせください。

ひとみウィメンズクリニック

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